クルマでも乗って愉しいクルマとそうでもないクルマがあります。 音楽も同じでこのサックス、ピアノはこんな風に鳴って欲しいというイメージがあります。 このスピーカーはまさしく愉しい鳴り方をしてくれます。さあ寝ようと思って一度止めてもまた聴きたくなってしまうのです。 私は5~60年代のJAZZを中心に聴いておりますが、音源の大半は何年もかけてLPをWAVE化したもので、80年代以降は一部CDもあります。メインのシステムはデスクトップPCにつないだHDDからUSBDACを通して真空管のアンプとブックシェルフのスピーカー、夜間はヘッドホンを何本か、取っ替えひっかえ愉しんでいます。 この度、サブシステムの必要に迫られ初めてこのスピーカーを知り購入いたしました。 レビューの評判も良かったのである程度鳴りのイメージはしておりましたが想像以上でした。
これまで、iMac に harman kardon Sound Sticks II を接続して聴いていました。解像度もよく、サブウーハーの低音も楽しかったのですが、中音域の響きがうすいような気がして、早い話が SoundSticks II に飽きてきて、別のスピーカーを物色していました。試しに Bose の Companion 2 を購入したのですが、悪い商品ではないけど、ちょっと大味な気がしていました。 そんなとき、Audio Basic 誌を見ていたら、このTW-S7が紹介されていたので、ものは試しと購入したのですが、これが大正解。USBスピーカーとは信じられないパワー、パッシブラジエーターによる低音、そして眼前にクリアに展開する音場、驚きました。そして SoundSticks II の欠点だった中音域の厚みが素晴らしい。さすがにフルオーケストラのフォルティシモは音が割れますが、クラシック音楽のバロックからロマン派中期の音楽まで、快適に楽しめると思います。邪魔なACアダプターが必要ないのも、デスクトップでは大きいです。大音量の重低音を求めなければ、おすすめです。
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